こんにちは、ソーシャルレンディングにドはまり中のおちょぼです🍀
ソーシャルレンディングをやるに当たっての悩みは
「入金手数料や出金手数料など入出金にかかる出費が痛い・・・」ということではないでしょうか?
特にわたしのように複数のソーシャルレンディング会社を利用して、ちょこちょこと少額を投資するスタイルでは、配当金が手数料でほとんど削られてしまう可能性も・・・。
ということでこの記事では「そもそも入出金手数料が安いとこはどこなの?」「入出金手数料を抑えるためは?」といった疑問を解決すべく
- ソーシャルレンディング各社の振込先銀行、出金手数料について比較
- 入出金にかかる手数料を節約するための方法
- ソーシャルレンディング用に!振込無料化するネット銀行おすすめ2選
などまとめました。「ソーシャルレンディング次はどこで口座開設しようか?」という方の会社選びの参考になればうれしいです!
それではよろしくお願いします🍀
ソーシャルレンディング事業者 振込先銀行、出金手数料まとめ
マネオ系列はすべて同じ手数料形態なので、説明しやすいように「マネオ系列」と「その他」という大きく2つの区分に分けて一覧にしています。
maneoとmaneoファミリーは出金手数料は有料
マネオ系列では、出金するのに必ず出金手数料が掛かります。
出金するのに最大で756円!(他行、3万円以上)
1万円を年利5%で1年運用したとして、利益分は500円ですよね。そう考えると756円の手数料はかなり高額・・・。
どの業者も少額からスタートはできますが、数万円の少額で投資をする人は出金手数料で利益が吹っ飛ばないように注意して投資してくださいね!
指定銀行については、マネオは三菱UFJ、他のファミリーは三井住友銀行で統一されています!(グリーンインフラは除く)
マネオ系列はすべてデポジット口座ありです。
SL業者 | 入金先銀行(振込先) | 出金手数料 |
---|---|---|
maneo | 三菱UFJ銀行 | 三菱東京UFJ宛54~216円、他行宛324~432円 |
LCレンディング | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
ガイアファンディング | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
クラウドリース | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
スマートレンド | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
アメリカンファンディング | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
グリーンインフラファンド(閉鎖中) | みずほ銀行 | みずほ銀行宛無料〜432円 他行宛 540円〜756円 |
さくらソーシャルレンディング | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
キャッシュフローファイナンス | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
アップルバンク | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
プレリートファンド | 三井住友銀行 | 三井住友銀行宛 108円〜432円 他行宛 540円〜756円 |
マネオ以外のソーシャルレンディング会社(SBIなど)
maneoファミリーではないソーシャルレンディング業者の出金手数料は無料のところが多いです!
出金手数料が無料の会社は、最初の振込手数料の負担のみでお金を自分の銀行口座に戻せるので少額からチャレンジしやすいと思います!
下記表では、デポジット口座を採用していない業者は「デポジット口座なし」と記載してあります。(記載がない場合はデポジット口座ありです。)
「デポジット口座がなにかよく分からない」って方は後々説明しますのでこのまま読み進めていただけるとうれしいです!
SL業者 | 入金先銀行(振込先) | 出金手数料 |
---|---|---|
SBIソーシャルレンディング | 三井住友銀行 | 無料(デポジット口座なし) |
OwnersBook | 三菱UFJ銀行 | 一律324円 |
クラウドバンク | みずほ銀行 | 無料 |
TATERUファンディング | 三井住友・みずほ・三菱UFJ選べる | 無料(デポジット口座なし) |
クラウドリアルティ | -? | 無料(デポジット口座なし) |
SAMURAI(サムライ) | -? | 無料(デポジット口座なし) |
トラストレンディング | 楽天銀行 | 無し(デポジット口座なし) |
LENDEX | ジャパンネット銀行 | 無料 |
ラッキーバンク | 三井住友銀行 | 無料(最低出金額1,000円) |
クラウドクレジット | 三井住友銀行 | 無料(月1回まで)2回目以降756円 |
ポケットファンディング | みずほ銀行 | みずほ銀行宛 無料〜432円 他行宛 540円〜756円 |
【初心者さん用】デジポット口座って何?ありとなしで手数料に違いは?
さきほどから登場している言葉、「デポジット口座」についてよく分からない方もいるかもしれませんのでここで説明します!
現在日本の多くのソーシャルレンディング会社では投資をするに「デポジット(預託)口座」というものを用意しています。
デポジット口座とは簡単にいうと「ソーシャルレンディング会社内での自分専用口座」という感じです。
投資をはじめるにはまず、ソーシャルレンディング会社が指定する入金先(銀行口座)へお金を振込します。その振込したお金はまるまる自分のデポジット口座に入ります。
その後そのデポジット口座にある資金分だけ、その会社で掲載される案件へ申込みすることができます。
分配金と償還される元本もこの口座に返金されます。この口座からお金を出したければ出金依頼をすることで自分の銀行口座にお金を戻すことができます。
反対にこのデポジット口座を採用していない会社もあります!
採用していない会社はというと、分配金と償還される元本は自分の口座に自動的に振り込まれます。
以下にここでのポイントをまとめました!
【デポジット口座あり(マネオ系列、オーナーズブック等)】
→投資資金は前払い。出金手数料は有料の会社が多いが、料金は会社により異なる。
特徴:まとまった額を一度に振込できるのは良いが、全額すぐ投資しなければ資金を遊ばせてしまう時間ができる。(複利効果減る)
【デポジット口座なし(SBI、TATERUファンディング等)】
→投資資金は後払い。基本的に出金手数料は無料。
特徴:案件ごとに申込確定した額を毎回振込する必要があり、振込を実行する回数が多くなる。
補足ですが、入金にかかる振込手数料はどちらでも自己負担ですよ!
今はほとんどの会社で採用しているデポジット口座ですが、金融庁からの指導によりソーシャルレンディング業界全体で廃止の方向に進んでいくそうです。
入金(振込)手数料・出金手数料を抑える方法
さてさてここからが本題です!
ソーシャルレンディング投資で避けられない入出金手数料を少しでも節約できる方法をドドンっと紹介していきますね。
お好みで三井住友、三菱UFJ、みずほ銀行の口座を用意する
上の表を見ると、ほとんどの業者はメガバンクの口座を利用していることが分かります。(三井住友、三菱UFJ、みずほ銀行)
そこで資金移動に関する手数料を安く抑えるためには、「メガバン3行の中で、自分の主力投資先のソーシャルレンディング会社が利用する銀行と同じ銀行で口座を作る」といいです!
なぜそう言えるのか、これから振込手数料と出金手数料の両方の側面から詳しく説明します。
振込手数料に関して
振込手数料はメガバンクでは「インターネットバンキング」を利用すれば同行同士の振込がお安くできます。(インターネットバンキング利用には口座開設とは別に申込が必要)
参考までに「三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行」の同行同士の振込手数料を以下にまとめました。(インターネットバンキング利用の場合)
三菱UFJ銀行 | 同行であれば支店関係なく0円 |
---|---|
三井住友銀行 | 同行であれば支店関係なく0円 |
みずほ銀行 | 同一支店無料、他支店108~216円 |
↑特に三菱UFJ銀行と三井住友銀行は「同行同士であれば支店関係なく振込手数料は無料」となりますので何かとお得ー♪
例えばですが、三井住友銀行を用意すればSBIやmaneoファミリー(一部除く)の入金にかかる振込手数料はかからなくなりますね。
出金手数料に関して
デポジット口座がない場合は、出金手数料は事業者が負担してくれるので0円で済みます。
なのでその他の「デポジット口座ありで、出金手数料が有料の業者」をどうやって安く済ませるかが鍵になりますね。
だって他行宛で756円とか高すぎるー!!!いやー!
ということで高額出金手数料をさけるための方法は、
- 表の「各事業者の入金先銀行(振込先)=事業者が出金する時に使う銀行」となるので確認する。
- そのソーシャルレンディングの入金先銀行(振込先)と同じ銀行で口座を作り、自分の出金先口座に登録することで出金手数料を抑えることができる!
あと細かい話ですが、マネオ系列とポケットファンディングでは、自分個人の出金先口座が「SL業者が利用するところと同銀行で同支店」だと資金移動にかかる手数料は最も安くなります!
が、現実的には同じ支店まで揃えるのは難しいと思います・・・
例:LCレンディングをよく使うなら・・・
LCレンディングは三井住友銀行が利用銀行ですので、投資家は三井住友銀行で口座を開設し利用すれば「振込(入金)手数料は無料、出金手数料も最低108円~」と安く抑えることができます。
この場合、三井住友銀行口座を持つことで、「入金(振込手数料)、出金ともに節約」になりますね!
沢山の業者を利用している方は、3銀行の口座を作って各々対応する業者に出金口座として登録することが一番の節約になりますが、口座が多くなると管理も大変なのでいくつかに絞るのが現実的かなと思います!
このメガバンを利用する方法では、例えば三菱UFJと三井住友の両方口座を持つとしても、三菱UFJ銀行から三井住友銀行へ振込で資金を移動したい場合は、振込手数料が結局掛かってしまうのが問題点と言えるかも・・・。
でも面倒ですがひと手間かけてATMで下ろして資金移動すればそれも無料で出来ますよ!
「ATMで資金移動はなるべくしたくない、振込であちこち資金を移動したい!」という方は次で紹介するネット銀行を利用して振込手数料を無料化しちゃいましょう!
ソーシャルレンディング振込に優れた銀行口座を作る
メガバンを使う以外に振込手数料を安くするためには「ソーシャルレンディング業者への振込に有利な銀行口座=無料振込を多くできる銀行」を作ることです!
今は多くの銀行でネットバンクを用意していて、預入れ資産額などに応じて他行への振込手数料が月数回無料になるサービスを採用してることが多いですよね。
けれどわたしは預金は持たずに、資産はほとんどソーシャルレンディングに突っ込んでいますので、悲しいことに普通の銀行だとなかなか無料枠をゲット出来ません・・・
そんなわたしですが、以下で紹介する2つの銀行を使うことでソーシャルレンディングでの振込手数料はすべて無料化できています!
「現在の大手ソシャレン業者との相性がいい!」わたしが実際に利用してる
- よく使う三菱UFJ銀行への振込を何回でも無料にするネット銀行
- どこの銀行への振込でも月3回無料枠を簡単にゲットできるネット銀行
の二つのおすすめネット銀行を紹介します!
1⃣じぶん銀行活用して、三菱UFJ銀行宛の振込は無料にする【オススメ】
オススメ業者として良く名前が挙がる「OwnersBook」、そして業界最大手「maneo」のデポジット口座への振込先は三菱UFJ銀行です。
さらに新鋭で勢いがあるTATERUファンディングの振込先にも三菱UFJ銀行口座が用意されてます。
ですので、三菱UFJ銀行への振込を無料にできると恩恵が大きい人は多いハズ?そこでオススメしたい1つ目の銀行は、
📝 じぶん銀行
なんです!あまり知られていませんが、じぶん銀行はauと三菱UFJ銀行が共同で設立したネット銀行なので口座を作ってしまえば
じぶん銀行↔東京三菱UFJ銀行の振込手数料はいつでも0円なんです。
じぶん銀行は「auユーザーのための銀行でしょー」と思われがちですが誰でも口座開設できるネット銀行ですよ。
じぶん銀行の特徴ざっとまとめると
- じぶん銀行と三菱UFJ銀行の間は振込手数料が無料
- 口座開設がウェブで完結。専用アプリで免許証を撮影してするだけで本人確認終了できる
- au以外の携帯電話でも口座開設は出来る!
- ゆうちょ、コンビニ系、MUFGのATMが使える
- ATM手数料は預入れ無料、引出し最低でも2回は無料
- 独自のステージ制度があり「預金残高10万以上で、電子マネーチャージ一回」など月ごとに条件満たせば他行宛振込も一回無料になる
- セブンATMならキャッシュカードの代わりにスマホアプリが使える
詳しくはこちら
じぶん銀行では、コンビニ系ATMならどこでも使えますし、出金の無料回数も最初からちゃんとついてるので利便性も◎。わたしもメイン銀行ではないですがちょこちょこ振込などに利用しています。
わたしの利用している感想としては、アプリで入金と出金がタイムラインに並んでるので使った履歴をパッと見で把握しやすいのが好きです!
あと、じぶん銀行はわたしのようにメガバンに馴染みのない田舎民には特に勧めたい・・・
2⃣住信SBIネット銀行でランク2にして振込月3回無料をゲット
次に、どこの銀行への振込でも月3回無料枠を簡単にゲットできるネット銀行をオススメしたいと思います。それが
📝 住信SBIネット銀行
です。わたしの中での振込無料枠の稼ぎ頭です!
口座にほとんど預金残高はなくても、月3回振込無料の特典が使えてます。そのための簡単な条件は後で説明します。
まず住信SBIネット銀行の特徴をざっとまとめると
- スマートプログラムという会員制度がお得(⭐)
- 口座開設するだけで他行宛振込手数料月1回無料(ランク1)
- 無料回数を超えた分の振込手数料が最安値(154円)
- ゆうちょ、コンビニ系、イオン系のATMが使える
- ATM利用手数料は預入れ無料、引出し最低でも2回は無料
- 定額自動振込サービスが便利
- ネット証券最大手SBI証券と連携したSBIハイブリッド預金が高金利
ちなみに住信SBIネット銀行は2018年オリコン顧客満足度ランキング「ネット銀行」第1位を受賞しているそう。ネット銀行として総合的な質が高く、今使っている人多いですよねー。
無料枠を外れちゃった分の振込手数料も銀行の中で最低水準の154円なので安心感あり♪
(⭐)のとおり、住信SBIネット銀行にはスマートプログラムというランク条件が用意されていて、取引状況に応じて手数料無料回数などが決まります、このプログラムがとてもお得なんです。詳しい優遇内容は下表の通りです↓
口座開設するだけでランク1の特典である「他行宛月1回無料」を使えちゃいます!
ただ月一回だけだとソーシャルレンディングでよく振込を使う場合には心もとないですので、ここでは「月3回無料」のランク2を狙っていきたいところです!!
住信SBIネット銀行ランク2になるには
ランク判定についてはこちらで詳細を確認してください。
ランク2になる条件を下表の通りです。
預金残高 | 総預金残高 月末30万円以上 |
---|---|
ロボアドバイザー利用 | ロボアドバイザー資産運用残高月末10万円以上(預金1,000円以上) |
年齢 | 30才未満 |
複数から2つクリア |
|
コレ、20代の方なら口座作るだけでレベル2なので利用しない手はないですよ!(ほんと羨ましい限り・・・)
預金残高30万円以上で振込3回無料なのは他のネット銀行と比べてもかなり良い条件で、黙っていてもクリア出来る方が多いのでは?
あとロボアドバイザーは残高が10万以上ならずっとランク2を維持できますから、一回10万をお試しで運用してみるのも◎ですね。
最安条件は「1ドル+1円」でレベル2へ
残高も30万円なくて30才以上の方でも簡単にクリアできる条件があります。それがこちら↓
【複数から2つクリア】でランク2にする最安法
- 外貨預金でドルを1ドル買う
- SBI証券で口座開設して、SBIハイブリッド預金へ1円以上入金
外貨預金のクリア条件は「月末残高あり」なので1ドルだけでも購入し、ずっとホールドするだけで毎月条件クリアに。
SBIの証券口座の開設料は無料ですし、1円だけでも振替すればめでたく条件クリアとなります。
【SBIハイブリッド預金とは】
住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を開設することで誰でも利用できる特別な普通預金口座です。
デメリットは移すとATM出金できなくなるだけ。移動は簡単なので、また普通口座へ戻せば出金もできます。
SBIネット銀行からこの口座へ移したお金はSBI証券で株式取引などに利用できるようになります。が、実際にSBI証券で取引する必要はないです!
資金を移動せず同じ口座で運用を続ければ手数料なし
最後の入出金手数料節約方法は少し今までと違った観点から・・・
デポジット口座がある会社に限って言えることですが、元利金をずっと同じ口座で運用し続ければ入出金手数料はかかりません!!
当たり前ですが、これも節約と言えば節約・・・じゃないでしょうか!
「デポジット口座あり業者では償還されたら出金せずに、そのままその会社の募集する別ファンドを探して投資する!」という流れですね。通常わたしもそうしています!
ただしソーシャルレンディングでは最低投資金額というものが決まっていて、募集されるファンド別に違いますが1万円や2万円以上からしか投資申込み出来ないことが多いです。
その場合、最低投資金額に達するまで何も利益を産まない資金(投資に使えないお金)が出てしまうというデメリットもあります。
デポジット口座なしの会社の場合は元利金は直接自分の口座へ振り込まれるのでそのお金を再投資するのに必ずまた振込する必要があります。
まとめ
ソーシャルレンディングを始めた当初は、わたしはあまり意識していなかった入金・出金手数料ですが・・・
投資歴が長くなってきてからは、「入出金手数料を節約すること」がソーシャルレンディング投資で収益性を高める上でとても重要だということが身にしみて分かりました。
ソーシャルレンディングでは口座開設や口座維持費など手数料がほとんど必要ない投資ですが、入出金の手数料だけはどうしても必要になります。
こちらの記事で紹介した「入出金手数料が安いソーシャルレンディング会社」「振込を無料でできる銀行」などを活用して節約していきましょう😉