こんにちは、おちょぼです🍀
「オーナーズブックのエクイティ型に申込みしたい!」または
「オーナーズブックのエクイティ型に投資したいのになぜか投資できない、なぜだ!」
そんな方にぜひ前もって知っておいて欲しいエクイティ型特有のルールや注意点などをまとめました。
エクイティ型の申込み条件は、今までの貸付型と色々違うので戸惑う方も多いのではないでしょうか?
どういうところが違うかというと、
エクイティ型はこれまでの貸付型と投資資金の入金方法がまず違います!
今までの貸付型はまずはじめに投資資金を入金し、その専用口座に入れた分から投資する流れでした。
エクイティ型はまず投資申込みが先で、申込みが確定後に入金いう流れになります。(預かり口座を持たないSBIソーシャルレンディングなどと同じ)
その他にも個人の「余裕金融資産」総額によって投資可能額が決まるという独特のルールも!(余裕金融資産については後で詳しく説明)
実はわたし2018年8月に募集されたエクイティ型第一号案件「秋葉原オフィスビル」に募集開始時間ぴったりに参戦しました。
しかしー!申込画面において
といった事態に。
後でよくよく確認してみて分かった原因は「余裕金融資産」について全く説明を読んでいなかったせいでした。
わたしと同じく「エクイティ型に投資できないー!なぜだー!」とお困りの方は同じ原因かもしれません!
エクイティ型においては、この「余裕金融資産」についての理解が非常に重要になるので、はじめに説明していきますね!
エクイティ型案件への投資可能額は人によって上限がある!
今までの貸付型のソーシャルレンディングには“投資可能額”というものは決められていませんでした。
一口1万円から申込みができ、専用の口座にあらかじめ入金したお金であれば、個人の資産状況に関わらずいくらでも申込みができました。
対してエクイティ型は物件の担保設定における返済の優先順位が低く、ハイリスク商品であるため、
オーナーズブックの方から一極集中した投資を避ける名目で「投資可能金額」が設けられています。なのでその範囲内の金額でしか投資家は投資できません。
ではその「エクイティ型投資可能金額」を確認してみましょう!↓(2018年4月現在)
図のエクイティ型の条件を見てみると、
- 1案件に投資する金額が、余裕資産の2分の1未満であること。
- 投資済・申込済のエクイティ型案件投資総額を除いて余裕金融資産が300万円以上であること。
ということが分かります。つまり単純に考えたら余裕資産と呼ばれるものが300万円以上ないとそもそも申込みさせてもらえないことがわかります!
余裕資産とは現金だけなの?というとそうでもなく、
OwnersBookの貸付型(ソーシャルレンディング)案件への投資実行中の資金などでも、借り入れの担保などになってなければ算入していいそうです!↓
金融資産とは、資産のうちで土地・建物や機械・設備などの実物資産を除いたものをいい、現金・預金、株式・出資金、株式以外の国債や投資信託などの証券、金融派生商品、保険準備金・年金準備金等を指します。 OwnersBookをはじめとしたオンラインを用いた投資持分も金融資産となります。(中略)
余裕金融資産とは、金融資産のうち、使途が確定している金融資産、借入金により取得した金融資産、又は借入金の担保になっている金融資産、でないものを指します。
↑このように余裕金融資産には土地や建物は金融資産に入りませんが、株や投資信託の資金も入れてOKとのこと。
具体例で考えてみよう!いくら投資できるの?
【例:現金500万円、オーナーズブックの貸付型100万円投資中、投資信託100万円(すべて借入金や借入金の担保になっておらず、使途が確定していないもの)】
→オーナーズブックの貸付型や投資信託の投資金も余裕金融資産に含めてよいので、余裕金融資産の合計は700万円(500万円+100万円+100万円)。
条件②より投資可能金額は300万円を引いた400万円。
ただし条件①があるのでエクイティ型1案件に投資できる金額は700万円の2分の1、つまり350万円未満に限定される。
この具体例のようにまずは「自分の余裕金融資産は一体総額いくらになるのか!?」を一度確認してみましょう!
わたしの場合、ほぼ現預金は持ち合わせておりませんが、投資信託やソーシャルレンディングに投資中のお金が数百万円あります。合計してみると、余裕金融資産の総額は400万円となりました!
エクイティ型はこのように「余裕金融資産」に応じて投資可能額は変動するので、自分の余裕金融資産をオーナーズブック側に申告する必要がでてきます!
オーナーズブックエクイティ型の注意点
①余裕金融資産の入力が必要!
次に余裕金融資産の申告について説明していきます。
オーナーズブックのエクイティ型に申し込みしたい人は、サイト上で自分の余裕金融資産を登録する必要があります。
そう余裕金融資産が未登録の場合は応募できません!
ただわたしが1年前にオーナーズブックに口座申込みした時には、はじめに余裕金融資産を入力する項目があったと記憶しています。
ですのでわたしと同じようにここ最近登録した方であれば、口座開設と同時に自分の余裕金融資産の登録はすでに済んでるはず。
(数年前に登録をしていた方は余裕金融資産の項目が無かったとの情報がありますので未登録の可能性があります。)
わたしのように本当は余裕金融資産が300万円以上あるのに、「少なめに入力してしまっていた」、「そもそも余裕金融資産に株や投資信託などを含めていいなんて知らなかった」なんて方はこの後の説明を見てチャチャッと登録し直しておきましょう!
余裕金融資産の登録もしくは変更のやり方
余裕金融資産の登録のやり方をかんたんにみていきましょう。
オーナーズブックへログイン→アカウント設定へ入ります。
アカウント設定画面で下へスクロールすると余裕金融資産の項目があるので右端の「確認/編集」ボタンをクリックします。
「確認/編集」ボタンをクリックすると、ログインした状態であってもまた再度ログインパスワードの入力を要求されるので入力します。

すると余裕金融資産の編集画面になるので、先ほど確認した自分の余裕金融資産総額を入力し、確認をクリック。もう一度確認画面がでますので、保存をクリックしてください。

こちらの画面がでたら登録終了です!
②最低投資額の確認
応募の前に最低投資額についてもチェックしましょう!
先ほどの図にも記載がありますが、エクイティ型の一口金額は案件により異なります。
貸付型は一口一万円から誰でも申込みできましたが、エクイティ型は一口の額も大きくなっています。
例として第一号案件となった秋葉原オフィスビルでの最低出資額を確認してみると
- 1口10万円単位(5口以上100口以下)
- 最低出資額50万円(5口)、最高出資額1,000万円(100口)
とこのような条件。
つまり最低でも50万円から!と投資ハードルは貸付型に比べかなり高めですよね。
1案件に50万円以上資金を振り分けることになりますから、今まで以上にしっかり案件の内容を吟味してから投資しましょう!
③入金方法も貸付型と異なる
上図をご覧ください!このようにエクイティ型は投資申込が先行し、その後指定口座へと入金するという手順になります。
オーナーズブックでは、指定の振込先(三菱UFJ銀行の口座)へ振り込んだお金が自分専用の投資口座に入ります。
今まではこちらの口座にある資金から貸付型へ申込みができる仕組みでした。
エクイティ型では貸付型で使う投資口座とは全く別で、資金の振込先はエクイティ型案件1件ごとに異なり、
その詳しい振込先は投資決定後に申込者に送られるメールにて公開する、とのことです。
普段の投資口座にある資金をエクイティ型案件に回したい場合は、一旦出金依頼をして銀行口座に払い戻す必要がありますよ!
それでは「エクイティ型に申込みができた!」その後の入金手順について詳しく確認しておきましょう!
📝オーナーズブック エクイティ型の入金手順📝
- エクイティ型に申込みをする
- エクイティ型募集完了後、入金先についてのメールが届く(入金IDなるものが記載されている)
- メールに記載の”入金ID”を振込人名義の前に入れて振込実行(振込人名義=入金ID+自分の名前)
- 着金確認のメールがオーナーズブックより届く
とこのような流れになります。
募集完了後に送られてくるメールにある入金期限内に間に合うように振込を行う必要があります!間に合わないとキャンセルとなってしまいます。
ちなみに振込手数料は自己負担となりますので、振込手数料が無料となる銀行などから振り込むのがおすすめです!
まとめ
こちらの記事ではオーナーズブックのエクイティ型の申込みに当たってのルールや注意点をまとめました。
- 投資可能額はご自分の余裕金融資産によりけり(300万円以上ないと不可)
- 余裕金融資産の登録が必要
- 最低投資額は1号案件を例とると、50万円からとかなり高額
- はじめに申込み、次に入金の順番
とりあえずエクイティ型の投資を検討される方は、今一度オーナーズブックのサイトで自分の余裕金融資産の登録状況を確認してみてくださいね!
