こんにちは おちょぼです。
車のバッテリー交換の値段って高いと思いませんか?
ネットで調べ尽くした結果、かんたん&お得にバッテリーを交換する方法を見つけ、実際に試したのでその実体験を踏まえつつ、ご紹介していきたいと思います。
この記事は
- 車のバッテリー交換価格をガクッと安くしたい人
- 車には詳しくないけど、ネット通販はよく使う人
- アイドリングストップ車に乗っていてバッテリー交換が高すぎると思っている人
- バッテリーを自分でDIYで変えるか悩んでる人
にオススメの内容です。
まずバッテリー交換安くするためにするために、私がしたことはたった3つです。
- 愛車のバッテリー形式を調べる
- ネット通販サイトで車のバッテリー買う
- 交換作業をしてくれる店へ持ち込む
これだけです。その結果、
ディーラー見積り40,000円、オートバックス見積り35,000円
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
16,780円(バッテリー価格15,700円、工賃1,080円)
上記のようにディーラーの見積りに比べ、バッテリー交換費用を20,000円以上節約できたことになります!有り難い!
ちなみに、バッテリー交換後ちゃんと車検も通っています。その際、高性能テスターでバッテリー診断してもらいましたが問題ないとお墨付きをもらい、快適にカーライフを送っています。
それでは詳しく説明していきますね!
※2018年8月1日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年5月29日に再度公開しました。

バッテリー本体の価格の金額 ディーラーは高い
「車のバッテリー交換はいつもディーラーにお願いしている!」
そんな方が多いと思います。
まずバッテリー交換費用というのは、以下のように計算されます。
バッテリー交換費用 = バッテリー本体の金額 + 交換工賃
車のバッテリー交換をディーラーに依頼すると車種によって値段は変わりますが、一般的に高くつきます。なぜならディーラーではバッテリー本体に限った話ではないですが、必ずメーカー純正品を使用しており、これが高いのです。
実はカーバッテリーというのは、純正品でなくても「形式や仕様があっている適切なバッテリー」だったらどこのメーカーのものでも使用できます。
純正品とはディーラーで販売している商品なだけで、バッテリー自体には特に指定はないということです。
「純正品じゃない商品は安全なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
国内の自動車メーカーの多くが純正品として採用しているカーバッテリーは「大手バッテリーメーカー」が製造しているものですが、純正品でなくとも以下のような「大手バッテリーメーカー」の商品から選んで使用すれば、安心感は高いです。
【国内の大手バッテリーメーカー】
「ECO.R」シリーズなど
自動車用バッテリー国内シェア1位。世界シェアでも3位の老舗ブランド。
「カオス」シリーズなど
カーバッテリーの売れ筋ランキングトップ独占。
その他には「古河電池」、「日立化成」のバッテリーが有名。全て通販でも購入可。
ちなみに車のバッテリー製品は、格安の海外製品から国産有名メーカーのものがありますが、品質基準や性能によって価格が大きく変わります。
ここでバッテリーの値段が一般的に高い順に並べてみます。
- 1位:ディーラー
- 2位:カー用品店(オートバックス、イエローハットなど)
- 3位:Amazon、楽天市場などの総合通販サイト、バッテリー専門通販「カーエイドストア」など
一番高いディーラーの純正品を除外してバッテリーの購入先を検討する場合、上記のとおりイエローハットなどのカー用品店よりネット通販のほうが安いのでおすすめです。
バッテリーに限らずですが、ネットでは同じ商品でも割引率が高いですからね。
この記事の続きを読めば誰でもできますよ♪
STEP1 自分の車のバッテリーの形式を正しく調べる
このSTEPは「自分の車のバッテリーの形式」を知る工程です。
ここでしっかり確認しないとバッテリーを通販サイトで購入できません。
まずは自分の車の車検証を用意してください。
内容としては簡単で、以下のサイトを使って適合するバッテリーを調べます。
※こちらはすべてバッテリーを作っているメーカーのサイトです。
解説では①のGSユアサのサイトを使って説明していきます。
まずは車検証をチェック。
例としてわたしの車の車検証を見ながら検索してみましょう!
番号が振ってある箇所が今必要な情報です。赤丸の数字を見てください。スマホでとったものを使用してるので見づらくてすみません。
- 排気量: 1200cc、1500ccなど一般的に言われる排気量より若干少ない量が記載。記載の数字が実際の正確な排気量ですが、この場合1200ccと捉えられればOK。
- エンジン型式
- 初度登録年月: 車の年式のこと。軽なら「初度検査年月」と記載。この年月を見て車がいつ販売されたものがチェックする。
- 車両型式
次に上記のユアサのサイトをクリック。ここからは、上図(車検証)の日産マーチの情報を選択していきます。
ホーム > バッテリー適合検索 > クルマ用> 同意する> メーカーを選択 > 日産> 検索開始> マーチを選ぶ
ここで検索結果が出ます。「車名:マーチ」だけの一覧がでます。まだ車両型式の種類が多くあるのでここから更に絞り込んでいきます。
「絞り込み検索を開く」をクリック。こちらの画面が開きます↓先ほどの車検証の情報をみながら入力していきます。車検証のバンダの番号の部分をそのまま当てていきます。
※③の販売開始について。
車検証③初度登録年月は23年6月ですね。選択肢では販売開始が「H22年とH24年・・・」と出てきましたので、H22年を選択。
あとわたしの車はガソリン車でアイドリングストップ車なのでそれも選択。
これで絞り込むと1件になりました!赤丸部分、バッテリー適合情報の欄をご覧ください。ここでは「標準搭載:Q-85」とありますね。コレが必要な情報です。
この数字とアルファベットの組み合わせをとりあえずメモしましょう(*´∀`)
形式から見るバッテリーの選び方(ここは軽くでOK!)
続いて先ほどの「数字とアルファベットの組み合わせ」の説明です。
この組み合わせこそが「バッテリーの形式」で、バッテリーの性能やサイズなどを表しているんですね。
正直にいうと詳しい意味まで分からなくてOKなので、サクッと「カーバッテリーの選び方」だけ理解しましょう!
該当するところだけ読んでくださいね。
① バッテリー形式 ガソリン車の場合
日本車の場合、JIS形式で表示。例えばこんなもの。↓
表記例:75D23R
75D23R | 表す内容 | 購入時のポイント |
75 | 性能ランク | 数字が同じかそれ以上のものを |
D | バッテリーサイズ | 必ず同じ記号 |
23 | バッテリー長さ | 必ず同じ記号 |
R | +と-端子の位置 | 必ず同じ記号 |
最初の数字の部分“75”は性能ランクです。数字が同じものを選ぶか、グレードアップしたれば数字以上のものを選んでもOKです。
もちろん性能ランクが上がればお値段も高いです!
② バッテリー形式 ガソリン車(充電制御車)の場合
「充電制御車」とは省燃費技術の一部、「充電制御システム」を搭載している車です。
ただのガソリン車に比べ大容量バッテリーが求められ、価格も少し高くなります。
現在、ハイブリッドではない車では販売される新車のほとんどがこの充電制御車らしいです。
パナソニックサイトより出典
このようなステッカーが車の後ろに貼られていませんか?貼られていると充電制御車の可能性があります。お車を確認してくださいね。
充電制御車は、さきほど車検証でチェックしてもらった車両型式が「CBA」または「DBA」で始まります。
さて充電制御車のバッテリー形式表記は、基本的に上の①で見てもらったガソリン車の場合と一緒です。
表記例:55B24L(-HR)
(充電制御車は日産の場合、HRが最後につく場合があります)
数字の意味等もガソリン車と全く同じですが、この場合選ぶべきバッテリーは「充電制御車対応」と明記されている、
「55B24L」・「60B24L」・「70B24L」などの型番バッテリー。
最初の数字は同じかそれ以上でしたよね。
普通の「55B24L」の型番バッテリーを搭載しても運転には問題ないものの、燃費が悪化する可能性があります。なぜなら充電制御車はガソリン車とはバッテリーに求める性能が違うからです。
なので充電制御車ならば、迷わず「充電制御車対応」と明記されたバッテリーを選んでおけば安心です。
③ バッテリー形式 アイドリングストップ車の場合
アイドリングストップ機能がある車はバッテリー負荷がより大きいため、標準的に性能が高いものが搭載されています。そしてそしてバッテリー価格が普通のガソリン車のものより高めになります!
表示方法もガソリン車とは異なり、アイドリング車専用の表記になります。
表記例:M-42Rの場合
M-42R | 表す内容 | 購入時のポイント |
M | バッテリーサイズ | 必ず同じ記号を選ぶ |
42 | バッテリー性能ランク | 数字が同じかそれ以上のものを |
R | 端子の位置 端子が右側ならR表示、左側なら無表記(L表示なし) | 必ず同じ記号を選ぶ |
“42”の部分は数字が高いものをえらぶことで、アップグレードすることが出来ます。
だけどそもそもアイドリングストップ車用は高いので・・基本的には間違いのないように全く同じ記号の物を選んでしまって大丈夫です!
STEP2 通販サイトで車のバッテリー購入する
さて、次はSTEP1で調べたバッテリーの形式をもとに通販サイトで購入する工程です。
しかし初心者の方であれば、
「型式は分かったけど、どんなバッテリーを選んだらいいか分からない…」
と迷いがちですよね。
そんな方は、「車のバッテリーの値段や特徴を12メーカーで徹底比較。おすすめはどこ?」という記事で、バッテリー製品の選び方のポイントや、各メーカーの特徴や価格目安についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
なお、その記事内でも一番におすすめしているのが「Panasonic(パナソニック)」のカオスシリーズです。
また知り合いの整備士さんに話しを聞いたところ、やはりカオスをおすすめしており、
とのことですよ。
【2019年/2月追記】
「カオスシリーズ」について: Panasonic、
①アイドリングストップ車用②標準車(充電制御車)用③ハイブリッド車(補機)用の③タイプ。用途に適した特性を持つ高性能バッテリーをラインアップしている。2018年11月中旬にリニューアルされ、アイドリングストップ車用に関しては業界最高水準の大容量化を実現。
価格ドットコムでバッテリー最安値をチェック

価格ドットコムのカーバッテリー人気ランキングでもカオスが華麗に独占していますね!
初心者ならカオスから始めるのが良さそうです。
↑このように自分の車のバッテリー形式の条件を入力して、バッテリーの売れ筋ランキングが見れます。
また価格ドットコムにはバッテリーの品番ごとに口コミが豊富にあります。
その中には、このようにハッキリと車種が書いてある口コミも。自分と同じ車種に乗っている方のコメントは特に、商品選びの参考になりますよ。
オススメ① カーバッテリーをAmazonで購入する
次に「どこの通販サイトで買うか?」というところ。
車のバッテリーは「Amazon」での購入がオススメ。わたしも実際にAmazonで購入しています!
Amazon 車用バッテリー売れ筋ランキングをチェックしてみる
STEP1で例に出したわたしのマーチのバッテリー形式が「Q85」。
▼実際にわたしがAmazonで購入したのが、こちらの日立化成のバッテリー。
↑日立化成で売れ筋の「Tuflong Premium」シリーズの商品です。
もちろん先ほど紹介した「カオス」の商品もありますよ。
▼「Q85」が標準搭載の車なら「Q100のカオス アイドリングストップ車専用」が適合します。
↑こちらはQ100ですから、Q85の品より「容量アップ=高性能」ということです。口コミでは
などのコメントもあり、評判は良いようです。
ちなみに、2018年11月にカオスはリニューアルされており、性能ランクが上ったはずなのに、なぜか以前より価格が下がっています…!
上のQ85の日立のバッテリーと価格もそこまで変わらないので、もしわたしが今購入するとしたら、間違いなくこちらのカオスを選ぶと思います。
わたしと同じマーチ(K13アイドリングストップ車)の方でしたら参考にしてください!
そして後で詳しく説明しますが、Amazonでカーバッテリー購入後の取付先選びには「「Amazon カー用品取付・交換サービス(公式サイト)」が使えます。
オススメ② カーバッテリーを楽天で購入する
Amazon以外にも、普段から楽天ユーザーの方なら楽天もオススメです!
カーバッテリーは本体金額が高いので、楽天のポイントキャンペーンなどと併用すればポイントが大量にゲットできます!
ただ楽天の検索機能って使いやすいとは言えないので、いざカーバッテリーを検索しようとすると、「たくさん検索にかかりすぎてよく分からない…」と感じるかもしれません。
検索のコツとしては「バッテリー型式」のほかに「車名」も一緒に検索窓に入力するのがおすすめ。そのほうが自分の車に適合した商品だけに絞り込みやすいですよ。
一例:日産ノート 「55B24L-HR」 が型式バッテリーの場合(充電制御車)



この場合はこの中で
- 新車搭載時:55B24L-HR 品
- 充電制御車対応
など明記してあるものを選びましょう。
『欲しいな』と思うバッテリーの目星がついたらそのまま買うのではなく、今度はバッテリーの品番でもう一度検索。
同じ商品でもさらに安いショップが見つかるかもしれませんよ!
STEP3 持ち込みでバッテリー交換を受け付けてくれる業者を探す
STEP2で通販で購入したバッテリーがあなたのものとへ届きました。
そうそう、バッテリーは大変重たいので、自分で持つ時は気をつけてください(*´∀`)
さぁいよいよ最後のSTEP。持ち込みでバッテリー交換を受け付けてくれる業者を探す工程です。
ここでは業者の探し方も含め、持ち込みバッテリー交換を検討している方には、必ず確認してもらいたい注意点やポイントを紹介していきます。
ポイント①:バッテリーを持ち込むところはどうする?探し方
まず飛び込みで依頼するのは止めましょう、あらかじめ電話等での確認が必須です!
- カーディーラー
- カー用品店(オートバックスやイエローハット等)
- ガソリンスタンドや整備工場
などが候補先となります。この中でわたしのおすすめはディーラーなのですが、それについては後で詳しく説明しますね。
そして実は、バッテリーを持ち込み、取り付けのみをお願いしても、お店によっては断られることもあります。
「断られるのー!?」
と驚かれるかもしれませんが、複数店舗当たれば必ず取付先が見つかりますので、安心してください!
例えば大手カー用品店の「オートバックス」では、持ち込みでの取り付け作業を断っている店舗もあるそうです。(受け付け可能の店舗もありますが)
ディーラーも全く同じですよ!どこが引き受けてくれるかはお店次第なので、色んなお店に電話をするなりして対応を聞いてみましょう!
「電話かけるのは面倒…」という方は、整備業者の検索サイト「グーピット(Goo Pit)」を使うという手もあります。
グーピット(Goo Pit)では、カーパーツ(バッテリー含む)を持込み取付してくれる業者に絞って検索でき、サイト上から料金の見積り依頼できます。掲載店舗が多いので、近くのお店も見つけやすいと思いますよ。
ポイント②:バッテリー取り付けの工賃は?平均は?
つづいて工賃についてです。
「バッテリーを持ち込み&取り付け作業のみ依頼」する場合、多くの店舗では「店頭で購入した場合」よりも高い工賃が設定されています。
どこの店舗も「持ち込まずに自社で買って欲しい」というのが本音でしょうから、“持込みに対して多少の上乗せ”というのはしょうがないでしょう。それでも以下の程度で済むことがほとんど。
バッテリー交換工賃(持ち込みの場合)平均は500円~2,000円程度。
工賃は少し余計にかかっても、ネット通販購入ならバッテリー本体価格を大幅に抑えられるので、トータル費用は安くなりますよ。
ポイント③:はずした後の古いバッテリー(廃バッテリー)はどうするのか?
新しいバッテリーをつけるということはゴミとして古いバッテリーがでますよね?
次に、その古いバッテリーの処分についてのポイントも確認していきましょう。
バッテリーは自治体のゴミ回収には出せない。資源なので専門の業者に出す以外選択肢はない。
専用のバッテリーの廃棄はディーラーでもカー用品店でも、自分のところで買った商品と交換した場合は無料。
持ち込みで取り付けだけを依頼した場合は、別途料金が発生することがあるが、その料金は数百円。
楽天市場などのバッテリー販売業者の中には購入特典として「廃バッテリー回収を送料無料で受け付ける」サービスを行っているところも多いですが、基本的には取り付けを自分でDIYする人でなければ必要ないです。
わたしのようにバッテリーの取り付けをお店に依頼する人は、数百円払っててでも、そこで引き取ってもらうほうがラクですからね。
以下にここまでのポイントをまとめました。
- 持ち込みOKしてくれる店舗は根気よく探すこと!(カー用品店、ディーラー、ガソリンスタンド、整備工場など)
- 持ち込みでバッテリー交換工賃は高くても2,000円程度
- 廃バッテリー代として500円程度かかる場合もある
それでは最後に、おすすめのバッテリー持込み先を2つご紹介します。
バッテリー持ち込み先のおすすめ①:ディーラー
通販で購入したバッテリーの交換先として一番おすすめなのは、ディーラーです。
「でもディーラーはそもそも純正品しか取り扱ってないし、持ち込みなんてできるの?」
と疑問に思うかもしれませんが、実はディーラーへのバッテリー持ち込みは可能です!
ディーラーというのは、同じメーカー(日産なら日産)の看板を掲げていても、それぞれの店舗によって“工賃”や“持ち込みに対する取り決め”は異なります。
ですので仮に1店舗に断られても、諦めずに違うディーラーに電話すれば、受け付けてくれる可能性は大いにあります。
わたしは日産のマーチですが、電話を掛けた一軒目の日産ディーラーで取り付けしてもらえました。(ちなみに今まで付き合いが一切ない店舗)
工賃は1,080円。これが納品書です↓わたしがバッテリー交換をディーラーで依頼することに決めたのは、「車がアイドリングストップ車だった」というのが大きな理由です。
なぜかというと・・・?
上の画像の納品書の下の方「アイドリングストップ リセット」の文字に注目してください。これが重要なのです!
これから説明しますので、日産アイドリングストップ車に乗っている方には特に参考にしていただきたいです。(マーチ、セレナ、ノート、デイズ、モコなど)
少し難しい話になりますので、ササッと読み飛ばしてもらっても大丈夫です!
日産のアイドリングストップ車について
アイドリングストップ車は「精算放電電流の値」をくるま自身が検知してバッテリーの劣化などの状態を把握しています。
そしてその値が一定を超えるとバッテリー劣化を疑い自動的にアイドリングストップ機能を停止する仕組み。
車がバッテリーの劣化のせいで、再始動できなくなるのを防ぐためです。
アイドリングストップ機能で止まったまま、車が動かなくなったら困りますもんね…
この値は車の中のコンピューターが全て記憶していて、バッテリーを交換しただけでは勝手にリセットされません。
交換しても「リセットしてあげないと」新品なのに古いバッテリーのままだと車は誤認識してしまうわけです。
なのでバッテリーを交換後に診断機というもので「積算放電電流値」をリセットする必要があるのです。
リセットすることで「新品バッテリーになってるよ!」と車両側のコンピューターに認識させるわけですね。
このリセットに必要な診断機は、専用のプログラムが入ってる必要があるため、愛車のメーカーのディーラーで作業してもらう他ありません。
- アイドリングストップ車は新品バッテリーに交換したら、それを車両側に認識させるためには「精算放電電流値」のリセットが必要!
- そのリセットはディーラーしかできない
※わたしの車は日産ですが日産に限らず、他社も同じような項目があるそうです。【2019/2月追記】アイドリングストップ車のバッテリー交換後リセットは、日産のように診断機を使用してリセットを行うメーカーと、車両側の車上操作でリセットを行うメーカーがあるそうです。
他のカー用品店などで取り付けてしまった後でもディーラーに依頼すれば無料でこのリセット作業のみ行ってくれた、という報告もあります。
ただ取付とリセット作業が一度で終わる方が手間が少ないですから、最初からディーラーに依頼というのがおすすめですね。
バッテリー持ち込み先のおすすめ②:Amazonならカー用品(バッテリー)取付・交換サービス
「Amazon」でバッテリーを購入した人は、こちらが便利です。
これは、Amazonが全国のカー用品店やガソリンスタンドなどと複数業者と提携しており、
購入者はその提携先でカーパーツの取り付けサービスを受けられるというもの。
バッテリーをネット購入する場合、やはりネックとなるのは取付先を探す手間。
「自分で電話したりするの面倒だな…」と悩まれる方も多いと思いますので、Amazonでバッテリーを買うならこのサービスを利用するのが楽ですよ。
ただしこのサービスを受けるためには一つ条件があります。それがAmazon.co.jpが販売する商品のみ、ということ。
Amazonに出品する他ショップでの購入はサービス対象外ということですので、注意してくださいね。
また、このAmazonが提供するサービスを使う方法は2つあります。
①購入後、外部提携サイトで申し込む方法
こちらはAmazonでバッテリーなどを購入した後に、上記いずれかの提携サイトの予約画面から希望の店舗を検索し、作業申込みをする方法です。近所のお店を自分で選ぶことができます。
各社のサイトのリンクは以下の通り。
オートバックス、宇佐美、出光、ENEOS・エッソ・モービル・ゼネラル、GooPit、ロータスクラブ(2019年2月修正:オートバックス提携サービス終了)
②カーパーツとサービスチケットを購入する方法
こちらはバッテリーとは別に、Amazonで販売するサービスチケットを購入する方法。
作業店の指定はできませんが、オペレーターが最寄りの作業可能店を紹介してくれます。
さらっと2つの方法を紹介しましたが、このような「Amazonとの取付提携サービス」を使うメリットは以下の通りです。
持ち込み商品でも受け付けてくれる
店舗に直接持ち込み依頼するより、工賃が比較的安い
取付先へバッテリーを直送できる
デメリットがあるとするならば
アイドリングストップ車のバッテリー交換は不可の場合がある
ということ。試しに提携先の宇佐美のサイトページを確認してみると、「アイドリングストップ車のバッテリー交換は一部店舗以外では承っておりません。」と明記されています。
店舗ごとによって引き受けしてくれる作業内容は違いますので、よく分からなければ電話してみると良いです。
ちなみにわたしは、Amazonでスタッドレスタイヤ購入の際に、この提携サービスを利用した経験があります。
利用したのは宇佐美でしたがディーラーや車用品店より格安でタイヤも購入でき、提携先でもスムーズに交換してもらえたので満足してます。オススメのサービスです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カーバッテリーは、自分でネット通販サイトで安く購入し、作業だけ店舗に依頼する
一度自分のバッテリーの型式を把握してしまえば、何度でも使える節約ワザです。
ディーラーに最初から交換依頼するよりこんな簡単に数万円は安くなるなんて知らなかった過去の自分を殴りたい… 調べるって大事ですね。
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