先日、父方の祖母が亡くなりました。
最後の数年間はほとんど寝たきりになったので介護施設にいたものの、以前は田んぼや畑をやっていてパワフルなおばあちゃんでした。
そのおばあちゃんのお葬式にお呼ばれし、夫婦と1才子供で参加してきました。
葬式では思っていた以上にお金がかかったので、記録も兼ねてこちらの記事でまとめています。
- 孫世代の香典の平均額
- わたしが香典に包んだ金額とその他のお金
- 葬式のための服装と購入した商品
祖母の家である父方の実家は田舎の専業農家で代々続く大きなお家。私たちは30代夫婦、子1人で今回参加。葬式を行った家とは車で30分、名字は別姓。
孫が祖父母の葬儀で包むべき香典の金額
まず一般的に言われている孫の包む香典の金額の平均を調べてみました!
未成年 | 親が負担 |
---|---|
20代 | 10,000円 |
30代 | 10,000円~30,000円 |
40代以降 | 30,000円~50,000円 |
この平均データを見ただけだと、葬式後の食事会(お斎※)に参加するのか?そして未婚か既婚かどうか?によって開きがありそうですね。
※お斎=おとき。葬儀の後に行われる食事会のことを指す。
祖母と孫の関係であれば葬儀からお斎まで一通り参加することになるのが一般的。
お斎代を別にして払う必要はないです。葬儀の際に出すお香典の、親族の額の相場には、このお斎に参加する料金も含まれていると考えておきましょう。
香典の額>お斎代+香典返し代となるようにしましょう!
そう考えると、夫婦で出席であれば3万円は必要なようです!
葬式に参加できない場合は?
ちなみに遠方に住むわたしの姉は葬式には参加できませんでした。
そのため親に香典だけは包むように言われていて
親から指定された額は10,000円です。(姉:30代既婚)
出席できない場合は平均の下限で良いようですね(*´∀`)b
実際、孫のわたしが包んだお金【香典・その他】
ではわたしたちが実際包んだお金です。
親から指導を受け、言われた通りのものを用意しました。4つです。
金 額 | 内 容 |
---|---|
50,000円 | 香典(※本来は1人30,000円、夫婦で参加の為5万。) |
1,000円 | お明かし料:ローソク代のこと |
1,000円 | お布施(志し):出席した人がお気持ちでお坊さんに包むお金 |
5,000円 | お花代:祭壇横に備えるお花 |
ということで合計は・・・
57,000円となりました。
香典、お明かし料、お布施の3つはのし袋に入れて用意。
- 祖父母の葬式で出す香典では「旦那さんの名前」で熨斗に書く。夫婦で一つ。
- 香典は基本的に奇数で包む(1万、3万、5万・・・)
- 香典にピン札(新札)は使用しない
その他孫一同で供花(供えるお花)を出すように指導がありまして割り勘しました!
わたしは30代主婦ですが、供花を出すべきってことを初めて知りました^^;
結果、どどうしてこうなった・・!?というくらい高額の出費になりました。
だけど・・・親戚関係を続け、田舎に住み続けるためには、避けることはできません。必要経費と割り切ります!
分かったこと。周りに確認しよう
葬式に包むべきお金は家庭や地域によって相場が変わります。
さらに、ここまで『香典、香典』って言ってきましたけど、のし袋の表書きだけでも宗派によって違うそうです。
やっぱり両親や親せきに確認するのが一番。さらに孫世代で確認し合うことができれば尚良ですね(*´∀`)
孫世代は年配者に聞くべし!
葬式用の服装・購入したもの【夫と子供】
次に今回の葬式のために我が家が購入した商品と服装についてです。
合計で480円に抑えています笑
夫の服装
冠婚葬祭用 黒ネクタイ

ダイソーで100円。素材はポリエステル100%。ちゃんと「礼装用にも使っていただけます」とタグに記載があります。
「急に葬式に呼ばれたけど礼装用ネクタイがない」時に応急処置てきに使えます!ありがたい!
礼服の話ですが、夫くんはちゃんとした礼服を持っていません。このネクタイに普段仕事で使っているブラックスーツ(柄はなし)、無地の白ワイシャツを合わせて参加しました。
ところで皆さん、「礼服とブラックスーツの黒の濃さは違う」って聞いたことありませんか??
ブラックスーツは少しグレーがかった黒で、礼服は「漆黒」と呼ばれる黒い黒になっているそうです。
わたしの目で果たして違いが分かるのか?
葬式でちゃんと見比べてきました!スーツ着用の夫と礼服での参列者の上着の黒色の違いを。
正直、目を凝らして隣の人と夫を見比べても良くわからなかったです。。。(・.・;)
親戚は皆年配の方が多いのできっと色の違いに気づいてなかったと思います。
もちろん礼服があるに越したことはないですが、
ブラックのスーツでもなんとかなることが分かりました!
1才児 子供の服装
黒い半ズボン

イオンで380円。
イオンでは、子どもの冠婚葬祭用の服も売っていましたが高くて手がでませんでした(汗)
我が家では、元から持っている白い半そでポロシャツと白い靴下、購入した黒い半ズボンでそれっぽく仕上げました。子供の葬式の服装についてネットで調べましたが、子供の服装は専用の喪服じゃなくても良いとされているようです!
- 子供の服装は必ず喪服は必要なし。
- 赤ちゃん(乳児):黒色や白色が望ましいが控えめな色味であれば○。
- 幼児・小学生:あれば制服、なければモノトーンでまとめた制服風コーデで。
- イオン・ユニクロ・GU・しまむら・通販サイトで揃える人が多い。
田舎のお葬式のお金事情(余談)
今までは「葬式に呼ばれた側」である我が家のお金の話でしたが、最後に「お葬式に呼んだ方(喪主側)の話です。
お葬式に今回の祖母のお葬式では300万円くらいかかっているそうです。
戒名料だけで数十万。
内訳は詳しくは分かりませんが、わたしが驚いた高額費用を書きたいと思います。
今回の葬式が行われたのは祖母の死亡から4日後です。葬式までの時間が長くなるので、その間遺体をキレイに保存できるように防腐剤を注射するサービスを葬儀屋に頼み、その費用だけで18万円掛かるそうです。
なぜ死亡した日から葬式まで間隔が空いてしまったかというと、友引に葬式を行うのは縁起が悪いとされていてその日を避けたためです。(友引とは大安・仏滅などの歴の一つ)
これだけで18万円ですよ!友引避けるために18万円!!驚きませんか?
まとめ
いかがでしたでしょうか??
突然やってきたお葬式。掛かるお金が予想以上に大きかったです。
多めの現金を用意することをオススメします!
最後に、1才児を連れての葬式参加についてメモしておきます。
1才の子供を連れての葬式の出席はやることが盛り沢山で、バタバタと過ごすことなりました。式では子どもがお経中に騒ぎだして冷や汗ダラダラ・・・。結局黙らないどころか騒ぎ出してしまったので強制退場させました^^;
そして葬式が終わっての食事会(お斎)に、さらにその後喪主のお家へ移動しての大宴会。子どもを片手で抱っこして挨拶まわりをしなければならず汗だくでした!
以上お葬式のお話でした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。