車に関する節約

【車検を安くしたい人必見】車検費用を安く済ませる6つの方法丨車検費用のキホン、相場、業者の探し方まで徹底解説

車検費用を安くする方法
にゃーごろ
にゃーごろ
車検って高い…どうにか節約できるコツはないかな?

車を所有する方であれば誰にでも、2年毎(新車は初回3年)に訪れてしまう車検時期。

車検費用は最低でも数万円と家計に大きな負担となりますから、少しでも安くしたいところ。

おちょぼ
おちょぼ
そこで、その車検の負担を少しでも抑えるためのポイントを紹介します! 

人によっては数万円単位でおトクになりますよ♪

そもそも車検とは??

車検とは「車検」とは「自動車検査登録制度」の略称で、あなたの車が公道を走っても大丈夫かどうかをチェックする制度です。

国土交通省が関係していて、自動車を所有する人なら2年ごと(新車登録後、最初だけは3年後)に必ず実施することが法律により義務付けられています。

にゃーごろ
にゃーごろ
車検が切れている車で運転してたらどうなるの? 

車検が切れた状態で公道を走らせた場合、違反になります。道路交通法などに違反したことになり、罰金や免許停止処分など厳しい罰則を受けることになります。

「車検は高いからホント憂うつ…」と思っても、「車検は必ず受けるもの」。

ご自分の車が運転するのに安全な状態かどうか見てもらう大切な機会ですので、費用を払ってでも、しっかりチェックしてもらうのが吉。

でもその車検の費用は自分の工夫次第で抑えることができます!

当記事では具体的にその方法を紹介していきますが、その前に事前準備として「車検費用の中身」を3つに分解して見ていくのでそれぞれサクッと理解しておきましょう。

車検費用は、大まかに3つの部分に分かれている

①法定費用

車検費用には、まず法定費用が含まれます。以下の3つのことを指します。

法定費用

  • 自動車重量税…税金
  • 自賠責保険料…必ず入ならければならない保険
  • 印紙代…車検の際に発生する登録・検査手数料

この法定費用というのは、そもそも全て国や保険会社に払うべきお金です。

法律で決められている金額なので、どこで車検を受けようとも同じ車であれば全く同じ費用がかかります。

おちょぼ
おちょぼ
ココを節約するのはどうやっても無理ということですね

法定費用は車種や年式ごとに決められているもの。言い換えると、各々の車ごとに全然違ってくる部分ということなんですよ。

例えば重量税というのは軽自動車なら一律で、普通自動車の場合は車両重量などにより変わる仕組み。

下記表で一般車の重量税を含めた法定費用の目安をまとめました。

<車検料金内訳表(前回から2年の場合)>
重量軽自動車小型(1トン以下)中型(1.5トン以下)大型(2.0トン以下)
車種例NBOX,ワゴンRヴィッツ,パッソ,マーチカローラ,シビッククラウン,スカイライン
自賠責25,07025,830
重量税6,60016,40024,60032,800
印紙代1,7001,8001,8001,800
合計33,37044,03052,23060,430

参考:国土交通省日本経済新聞

※自動車重量税は13年経過以降高くなります。またハイブリッド車は、エコカー減税の優遇措置を重量税において受けられ、普通車なら表の6割程度と大幅に減額されます。詳しくは「国土交通省の公式サイト」で確認ください。

上図のとおり重量税は0.5トン刻みで変わります。

法定費用の合計は普通車だと一般的に5万円前後が目安ですし、軽自動車なら3万円前後とより安く済みます。

このように法定費用は、「普通車かどうか」や「車の重量」など車種別の差が大きくでる部分。

ちなみに、完全に自分で責任を持って車検をする「ユーザー車検」という方法であれば、法定費用だけで通すことができます。

ただ車の整備などに特別な知識のない方であれば、「車検といえばショップに頼む」というのが当たり前ですよね。

その場合は、これから紹介する車検基本料がプラスして掛かってきます!

ここからが重要なポイント部分になりますよ。

②車検基本料

おちょぼ
おちょぼ
見積り取る時は、ここをチェックするべき! 

車検基本料

  • 24ヶ月点検料(下注釈あり)
  • 検査料
  • 車検代行手数料など

これらが該当しますが、お店によって詳細な呼び方は異なる場合も。要は「お店で車検を受けるための点検・整備料金」だと理解してもらえればOKです。

車検を受ける場合には24ヶ月定期点検を同時に受ける決まりになっています。

その点検にかかる費用が、24カ月定期点検料。

法定24ヶ月点検で車検より細かい点検を行って、劣化や寿命が近い部品などをチェックし、必要に応じて整備や交換を行なうのです。

安心して長く車に乗るためには不可欠な点検と考えましょう。

難しく考えずに「車検を業者に依頼する=24ヶ月点検が自動セット」されると思って下さいね。

「車検代がお店によって費用に大きな開きがあるのはなぜか?」

それはこの車検基本料が“どこに依頼するか”によって同じ車でも大きく変わってくるからなんです。

法定費用の部分はどのお店で受けても同じですが、車検基本料は人件費などが含まれる部分であり、料金はその店が独自に設定しています。

従って、車検を受ける場所によっては費用をグッと抑えることができる部分ということですね!

ちなみにこの車検基本料については、公式サイトに料金を公開している業者も多いですし、楽天車検などの車検比較サイトを使うことで安い業者を探すこともできます。

③追加の整備費用【部品交換など】

上述した①法定費用と②車検基本料の合計は、あなたが「お店に車検お願いしまーす!」とした時に、最低限発生する料金です。

多くの場合それだけでは収まらずに、以下の費用が発生してきます。

追加の整備費用

劣化した部品の交換、オイルなどの消耗品の交換等が必要になると、その分の作業工賃や部品代がかかる

②の車検基本料を払って点検してもらった結果、整備しなければならない箇所が分かった場合は、追加料金を支払って整備してもらうことになりますよね。

それが「追加の整備費用」です。

新車購入して3年目の車検では、部品や消耗品交換が必要になることはあまりありません。しかし、ある程度車に乗り続けていると、どうしても車の部品に劣化や消耗がでてきて「検査→追加整備」が必要とになることも多いです。

例えば、

ヘッドライトやブレーキランプが切れていたので交換してもらう

=電球代、交換工賃が請求される

といった具合。同じ作業を依頼するにしても、

部品や消耗品の価格、工賃というのはお店ごとに異なりますから追加の整備費用というのは②の車検基本料と同様に、選ぶ店によって金額が上下する部分なんですよ。

車検費用を節約できるのは、車検費用と追加の整備!

上記で説明してきたとおり、車検費用は「法定費用と車検基本料、追加で必要となる整備費用」からなっています。

カンタンに今までの話をまとめておきます。

①法定費用=車種ごとに決まっている=節約できない

②車検基本料+③追加整備費用=受ける場所によって違う=節約できる!

つまり、車検基本料と追加整備費用によって車検費用が大きく変わってきます。③の追加整備費用は、各々の車の状況で変わる費用なので一旦置いておいて、

「車検代を安く抑えたい」と思ったらまずは各社の車検基本料の価格を比較してみると良いですよ。

業者ごとの車検費用の相場はいくら?

にゃーごろ
にゃーごろ
それじゃ車検基本料が安いところはどこ??

それでは「車検基本料」の業者ごとの相場を見ていきましょう。

業者名一例基本料 相場
ディーラーホンダ・トヨタ4万円~10万円
車検専門店フランチャイズ型。コバック・ホリデー車検1.5万円~6万円
民間整備工場 地域密着した中小の工場2.5万~8万円
ガソリンスタンド ENEOS、宇佐美2万~6万円
カー用品店イエローハット、オートバックス2万円~6万円

上記表は法定費用は含まれません。別途法定費用が掛かります。

上記はあくまで目安の金額ですが見ていただけると分かるように、ディーラーが最も高く、その差は数万円以上となることもあります。

おちょぼ
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一番高いのはディーラー、安いのは車検専門店

ここでディーラーの料金の一例として、Honda Cars神奈川中店の料金を見てみましょう。

【小型・普通乗用車】の基本料金
車検整備料金25,920円
保安確認検査料8,640円
検査代行手続料10,800円
スチーム洗浄料6,480円
合計51,840円

Honda Cars神奈川中>車検 より作成

普通車で税込51,840円。

次に車検専門店のひとつである、「車検の速太郎」の車検費用を見てみると車検の速太郎<車検の速太郎より引用>

全車種一律で、車検基本料は税込14,040円。その差は三万円以上です。

このように、やはり車検専門店と比べると「ディーラーの方が車検の基本料金が高い」ということが言えますね。

ディーラー車検は高いけど安心?ディーラーと民間の違いを比較

さきほど見てもらったように、ディーラー以外を選ぶだけで車検費用はグッと抑えることができます。

ですが「高いのは知ってるけど、ディーラーならではの安心感」に魅力を感じる人も多いと思います。

では、ここでディーラーと民間業者とは何が違うのか?少しだけ解説していきます。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]「ディーラーのことは必要ない」もしくは「節約方法を今すぐ知りたい」という方は、「車検費用を安くする方法や節約のポイント」(クリックでジャンプ)の項目まで飛ばしてくださいね。

まずはディーラーと民間業者の違いを、下記表にまとめているので、まずはサラッとでよいのでご覧ください。

ディーラー民間業者
安心感
車検費用高い安いところもあるがピンきり
メリット点検・整備が丁寧

部品交換では純正品を使ってもらえる

メーカーの車種に強い

設備も充実

車種ごとの付き合いにとらわれず、自由に利用できる

車検比較サイトで安い店舗を見つけられる

車検基本料を抑えられる

デメリットしっかりした整備を行なう分、料金は上がりがちディーラーと比べると整備内容が劣る

お店ごとに品質にバラツキがある

おすすめ車検の時にきっちり整備してほしい人コスト重視の人

表のとおり、ディーラー車検には民間業者にはないメリットも多いのも事実。

特にトヨタやホンダのようなディーラーは、自分のところのメーカーの車種に特化した技術や知識を持っている“その車種のプロ”です。

ディーラーならではの整備と点検を行える大きな設備を構えており、「車特有の部品の消耗を正確に見極めることができる」など他業者より質の高い整備が受けられると言えるでしょう。

またその他にも、部品交換においては純正部品が使われるという安心感もメリットのひとつ。純正部品は高品質が保証されていますからね。(純正部品は高いので、その分コストはかさみますが…)

またディーラーではメーカーの看板を背負っているので、車検後すぐ故障したなどのクレームが起こらないように細心の注意を払っています。

そのため次回の車検まで安全に乗れるように

  • 点検整備の項目が民間より多く、厳重にチェックする
  • メーカーのマニュアルに準じて、早め早めの段階で部品交換を勧める

ので、その分料金が高くなる傾向があるのです。

このようにディーラー車検は他業者と比べると高い分、整備・点検は丁寧にしてもらえますし、設備が充実しているのでやはりディーラーの安心感は大きいというのは間違いないでしょう。

ここまでの結論として、個人としては

  • 多少高くても絶対の安心を選ぶならディーラー
  • コスト重視なら他の民間の業者

がおすすめということです。

ちなみに、わたしはコスト重視なので民間の業者を選択しています。(日産マーチ、9年目が愛車)

迷われている方は、一度ディーラーと楽天車検などで他の店舗と両方の見積りを取って「どのくらい差がでるのか?」見比べてみるのも良いですよ!

ディーラー車検でも、費用を抑える方法はある

それにディーラーを選んだ場合でも、費用をできるだけ抑えることは出来ます!

例えばディーラーで必ず車検時に勧められる項目として「下回りの洗浄」「下回りの防サビ塗装」がありますが、それらも相談して省くことができれば総額は抑えれます。

また一般的にディーラーでは工賃や部品代が民間業者より高め。

ですので、オイル交換などのかんたんな整備は、ディーラーで車検をする前にカー用品店などで安く済ませておけば、車検のトータル費用も下げられる場合が多いです。

その他にも、自分でネット通販で買うことで大幅にコストダウンできる部品として「タイヤ」や「バッテリー」などもあります。

詳しくはこの後に紹介する「整備項目を見て、いらない整備内容は外してもらう」項目で紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

車検費用を安くする方法や節約のポイントを解説【おすすめ順】

それではここからは、車検費用を済ませるための具体的な方法を自分の実体験も踏まえつつ、ご紹介していきます。

どれも全く難しくないので、気になったものからでも試してみて下さい。

車検代の節約方法
  1. 車検比較サイトで基本料が安い店を探す
  2. 数社から実際に見積もりをとる
  3. キャンペーンをフル活用する
  4. 要らない整備項目は外してもらう
  5. 支払いはクレジットカードでポイント貯める
  6. 日頃のメンテナンスを大切にする

ここからはおすすめ順に、それぞれを1つ1つご紹介していきます。

①:車検比較サイトで基本料が安い店を探す

まずは一番大きな効果があって取り組みやすいのが「車検比較サイト」を使う方法です。

にゃーごろ
にゃーごろ
どこが安いか比較したいけど、自分で料金調べるのは大変…

車検比較サイトなら複数ショップの見積り(概算金額)を一括でチェックできるので、まずは安い店舗に絞って検討することができるんです。

車検比較サイトの見積り金額=法定費用+車検基本料

上記で説明したとおり、法定費用はどこに依頼しても同一。各社異なる「車検基本料」の料金の違いを確認できるという訳です。

わたしも色々と試しましたが、その中でも大人気の楽天車検が一番おすすめですね。

おすすめサイト①:楽天車検

車検比較サイトの中で利用者数№1なのが楽天車検。

楽天車検が人気の理由

車検比較サイトの中で断トツに掲載店舗が多い

掲載店舗が多いので、近くの安いお店を見つけやすいのが魅力。

トップページからご自分の車種と郵便番号を入力するだけで、このように楽天車検「自宅からの距離が近い順」、「車検代の安い順」に並び替えもできます。

 

店舗ごとのサービスが充実

楽天車検では掲載店舗ごとに「特別ネット割引」やお得な「ネット特典」が用意されています。例えば、次のようなもの。

ネット割引

ネット割引の例

楽天車検

【ネット特典の例】

これは一例ですが、車検実施店ごとに何かしら嬉しいサービスが用意されていてお得感があります。ぜひ各社比較してみてください。

車検を受けるだけで楽天ポイントが加算

楽天車検を通して「車検の予約→実施」を行なうと、最低でも500Pの楽天ポイントがもらえます。

さらに時期によっては“さらにポイントが上乗せでもらえる”お得なキャンペーンを開催していることも。必ずキャンペーンはチェックして、エントリーしてから利用して下さいね。

\ 今なら1,500P以上もらえる /

おすすめサイト②:EPARK車検

「楽天サービスあまり使わないし、楽天ポイントなんて貯めてないよ」という方にはEPARK車検もおすすめ。

こちらも楽天車検と同様に、郵便番号を入力すればすぐに近所の業者が一覧で表示され、車検の見積額を比較しながら検討できます。

もちろん距離が近い順、価格が安い順に並び替えも出来ますよ。EPARK車検の画面EPARK車検では、楽天車検のようにポイント還元などの制度はないものの、EPARK車検だけの格安価格(高い割引率)”を提示しているお店が多いのが特徴。

EPARK車検から下図のような“クーポン”に申し込むことで、その格安価格にて車検を受けることができる仕組み。通常価格から60%引きなんてお店もありますよ。

わたしも以前、EPARK車検から最寄りのオートバックスに車検予約した経験があります。その時は63%OFFのクーポンを使えたので、直接オートバックスに申し込むよりずっと安くできてラッキーでしたね。

ただし割引率が良いクーポンはそれぞれの店舗ごとに「月◯枚まで」と本数が限定されていて、基本的に早いもの勝ち。

近所の店が超特価で掲載されているかもしれないので、クーポンが売れきれる前に一度チェックされてみてはいかがでしょうか。

\格安クーポンを探す/

わたし自身、ディーラーへ車検を依頼していた時代もありましたが、ここ何回かは「楽天車検」「EPARK車検」を賢く使うことで、車検代の負担を軽くすることに成功していますよ。

車検代を減らしたい方は、迷わず車検比較サイトを使いましょう!

②:数社から実際に見積りを取る

楽天車検などを利用して、車検が安そうな店をいくつかピックアップした後は、正式な見積りを複数店舗で出しもらうのがおすすめです。

というのもインターネットで検索できる各社の車検費用というのは、あくまでも費用の目安(概算)であり、「追加でかかる整備費用」が含まれていません。

実際に店舗に行き、車の状態を把握してもらい、正式な見積りを出してもらうことで

「どんな追加整備を指摘されるか?」

「実際に車検は総額いくらになるか?」

が初めて明らかになるわけです。

それに複数のお店で同じ部品交換を指摘されたとしても、その交換部品の価格や工賃は様々。工賃でいえば、“ガソリンスタンドは安い、ディーラーは高い傾向がある”と言った具合ですね。

従って車検の店舗を決める上で、正式な見積りを2~3店舗で出してもらってから比較するのが安くするコツ。

「どの部品を交換するか」の目安が見えてくるし、本当に安いところが分かるからです。

「といっても見積りを見てもよくわからない…」という方は、

  • 詳細な見積りを詳しい人にチェックしてもらう
  • 見積りいくつの店舗で取って一番安いところで受ける

のが確実でおすすめの方法です。

実際に見積りを取るのは少し手間のかかることですが、基本的に見積りはどこでも無料です。

それに事前の見積りをせずに、そのまま車検にだすと予想外の金額が請求されることもあるので、予算を把握する意味でも“事前の見積り”は大切なポイントです。

ちなみに先ほど紹介した楽天車検EPARK車検からでも無料見積りサービスに申し込みできます。

申し込みすると、お店から連絡が届くので来店して車を点検してもらえば、追加の費用についての説明を受けることができますよ。

実際に見積りをとることで、自分の車の状態も知ることができるので、後で紹介する「整備項目を見て、いらない整備内容は外してもらう」上でも重要なポイントになってきます。

③:キャンペーンをフル活用する

車検を実施できるお店の中には、お得なキャンペーンを実施しているところも多いです。

お店によって様々ですが、割引でいうと早期割引やレディース割、平日割などがあります。

楽天車検ENEOSのA店舗の場合/楽天車検より抜粋

↑これはENEOSのとある1店舗の例ですが、この中のいくつか割引条件を組み合わせるだけで1万円引きも可能になりますからおトクですよね。

その他に支払う金額からの値引き以外の特典として、

  • 1年間リッターあたり◯円引き(ガソリンスタンド)
  • オイル交換無料券
  • 室内クリーニングサービス
  • 車検後の6ヶ月点検、18ヶ月点検無料

などを付けているところもあります。これ全てわたしが受けたことがある特典の一部です。皆さんも車検を受ける前には、キャンペーン情報を必ずチェックするのが良いですよ。

キャンペーンは、自分が活用できるものはガッツリ活用して節約していきましょう。

④:整備項目を見て、いらない整備内容は外してもらう

車検の見積りを入手したら、まず一度そこに記載のある整備項目を確認してみてください。

見積りの整備項目には

  • 車検を通すために最低限必要なもの
  • 車検には通るけど車の安全性を考えた上でおすすめのもの

の2つに大きくは分けられますが、その中には不要な項目も入っているかもしれません。

例えば、車検を受ける際によく勧められるエアコンフィルター交換。

エアコンのフィルターはそもそも車検の検査項目に入っていないので、車検に通すだけなら交換の必要は全くありません。車検業者が点検のときにフィルターもチェックしてくれて、汚れていれば「交換しましょう!」となるだけ。

ですから今すぐ交換しなくても、1ヶ月後でも2ヶ月後でも、自分が必要だと思ったときにフィルターを交換するのでもOKなのです。

もちろんトラブルを防ぐためには、適切なタイミングでの部品交換などの整備を行ない、自動車のコンディションを維持することが大切。

ですが、全部お店の人勧められるがまま「追加&追加整備…」とお任せしてしまうと、

  • まだ使える消耗品を早めに交換してしまう
  • 車検を依頼した店舗で別に購入する必要はないものも、そのまま購入してしまう

ということになりがち…これでは当然ですが、車検の負担額は大きくなりますね。

ですので節約のためには「今しなくてもOKかな」と感じるものは、断る勇気も大事。

「どれが不要なのか分からない」という方は、見積りの中の法定費用と車検基本料以外の項目について、一つずつお店の人に詳しく確認すると良いですよ。

またかんたんな消耗品の交換については、通販サイトやカー用品店などで安く買って自分で交換するほうがグンと出費を抑えられるものも多いです。

ちなみにわたしは車関係のものも、いつも利用しているAmazonで買うことが多いですね。

 

これからはすべてお店任せにせず、やれることから自分でやっちゃいましょう!

具体的にわたしも実践している方法を紹介していきます。

タイヤ交換を断る

タイヤは車検でチェックされる項目の一つ。

車検は通るレベルでもタイヤの溝が浅くなってきている場合は、スリップしやすくなるなど危険を伴うため、車検時に合わせてタイヤ交換をすすめられることが多いです。

実はタイヤは車の部品の中でも、そのまま勧められた店頭で買うより、ネット通販を使うことでかんたんに安く上げることができる代表格。

わたしがこの間ネットで購入したタイヤは、

オートバックスでの店頭価格よりタイヤ4本で3万円以上安く買えました。(もちろんメーカーやサイズなど全く同じタイヤでの比較)

このように店頭価格とネットの価格を比べてみると、ビックリするくらい大きな差があったりするので、調べないとマジで損です。

さらに、タイヤ通販で人気のAUTOWAY」、「TIREHOOD(タイヤフッド)」などの大手サイトであれば、

タイヤを購入する際に「タイヤ交換する店舗」も豊富な提携先から選んで予約できるので、自分でタイヤ交換が出来ない人も安心。

しかも買ったタイヤは作業店舗へ直送できるので、「タイヤを自分で運ぶ…」なんて労力さえ掛かりませんよ。

タイヤはネットでの購入は、意外と手間も少なく取り組みやすいので、ぜひチャレンジしてください。

バッテリー交換を断る

車のバッテリーは、一般的に購入から「2年~4年」で寿命と言われているので、定期的が必要な部品。車検毎にすすめられることも多いでしょう。

バッテリーもタイヤ同様、ネット通販での購入がお得な部品。

ディーラーが純正品として採用しているような国内メーカーのバッテリーも、ネットで安く仕入れられます。

わたしも以前までは、ディーラーで勧められるがままたっかいバッテリー代を払っていましたが、今はネット通販で購入することでバッテリー交換は15,000円程度で済んでいます。

ディーラーでは4万程度かかってましたから半額以下!

ただ、バッテリーを自分で交換できるという人は少ないですから(私も含め)

「バッテリーがネットで安いのはいいけど、交換作業ってどうするの?」と思うかもしれませんが、

「ネット通販で買った車部品(バッテリー)」の持ち込みOKという整備店も今では多くあるので、そんなに心配しなくても大丈夫。(もちろん工賃は掛かります)

また、「カーエイドストア」というバッテリー専門の通販サイトを使えば、1,080円~とお手頃の料金で「カーエイドが提携する全国の整備店」で取り付け作業をしてもらえます。

その利用方法は、「カーエイドストア」でバッテリーを注文した後、サイトの提携店検索画面で、最寄りの店舗を選んで作業日を決定するだけ、と非常にかんたんなので、取付先を探すのが面倒な方にはおすすめ。

なお、バッテリーのネット通販については、はじめてチャレンジする方向けにまとめた記事があるので、詳しくはこちらへどうぞ↓

ワイパー交換を断る

ワイパーも車検時に指摘されやすい項目。

「ワイパー交換の見積り高いな…」と思ったら、ワイパーも自分で交換しちゃえば安くできる可能性があります。

ワイパーは交換作業が比較的かんたんで初めての方でも取り組みやすく、ネット通販などで安価に買える部品だからです。

お店ではワイパーの定価と工賃を請求されるので、それなりに高くなりがち。お店に依頼した場合ブレードごと交換ですと、3000円~5000円程度が相場です。

ディーラーだと純正品の使用になりますのでもう少し掛かるかもしれません。

インターネット通販で安い価格のものを選べば、大幅にコストダウン可能。

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さらに自分で交換する場合のメリットは、好きなワイパーを自由に選べること。

ネット通販ならば撥水効果があるワイパーも選んでも、店での見積り料金以下なんてこともありますよ。

なお、ワイパーの形状や長さは車種によって異なるので、適合する種類を調べて購入する必要があります。ワイパーメーカーの適合表を確認するか、お店の人に聞いてみるのが確実です!

発煙筒を断る

車検を通すために車検実施店舗に必ずチェックされる「発煙筒」。

車検依頼したときに、発煙筒の有効期限が切れているとお店側に指摘され、交換が行われます。

ディーラーなんかだと発煙筒も少々高めでもったいないんですよね。

ですので少しでも節約したい方は、車検を受ける前に発炎筒の使用期限を確認し、切れてたら自分で買い換えしちゃいましょう。

通販サイトやホームセンターで安く購入できます。

※このようなLED式発煙筒は使用期限がなく、電池交換していけば壊れるまで使えます。

発煙筒は交換も簡単。助手席足元に発炎筒ホルダーから有効期限切れのものを抜いて、差し換えるだけ。

エアコンフィルター交換を断る

次に紹介するのがエアコンフィルターの交換について。

エアコンフィルターは先ほども触れましたが、交換を勧められたとしても直接車検に通るかには関係ないですし、エアコンの匂いが気になるまで交換しなくても全然OKです。

「でもエアコンの効きが気になる、匂いが気になるから買えたい…」

という場合には、自分でDIYしちゃえば非常にリーズナブル。

ディーラーだとエアコンフィルターは工賃込みで7,000円程度を請求されます。

一方、ネット通販やホームセンター、カー用品店でのエアコンフィルターの相場は、商品の機能性にもよりけりですが1,500円~5,000円程度。安いものも沢山あります。

なお、エアコンフィルターは純正のものもありますが、純正以外のものでも自分の車に合ったものなら利用可能。

通販で買う場合は、Amazonなどの検索窓で「車種の品番+エアコンフィルター」を入力して検索すれば、適合する商品が分かります。

▼我が家のホンダのフィットは、Amazonで買ったこちらを付けています。

ネットなら「毎年買えてもいいかもってくらい安い…」

ちなみに、うちの車はエアコンフィルターの場所がグローブボックス(助手席の足元の開閉する収納場所)の奥についてる車種なんですが、このタイプなら比較的かんたんに交換できちゃいますよ。

ただし交換作業がややむずかしい車種もあるかもしれないので、「自分で交換できそうか…」事前にご自身の車のエアコンフィルターの位置や交換方法を確認してみましょう。

ネットにも沢山情報ありますが、車の取扱説明書にも記載があるはずですよ。

⑤:支払いはクレジットカードでポイント貯める

さらに車検費用はそれなりに大きな支払いとなるので、クレジットカードで支払えばたくさんポイントを貯めることができるのでお得です。

クレジットカード決済を選べば一度に現金を用意しなくても良いというのも助かりますよね。

車検費用はディーラーやガソリンスタンド、その他どこで車検を行うにしても、ほとんどのお店でクレジットカードで支払うことができます。

ただし、使えるお店の中でも

  • 全額クレジットカード支払いOKのお店
  • 車検費用のうち、税金などを含む法定費用の部分を除いた料金(車検基本料や部品代など)に限られるお店

に分かれるので事前にお店に聞いてみると良いですよ。

なお楽天車検EPARK車検などのサイトを利用して店舗を検索するときは、“クレジットカード支払いOKか”で絞り込んで検索することもできるので便利ですよ。

ちなみに楽天車検では「楽天カード払いで2倍のポイントがつく店舗」もあるので、更にポイントゲットも出来ちゃいます。ガソリンスタンドのENEOSなどが対象。

節約という意味でもポイントは有効ですので、カード払いが可能なら上手く活用していきたいですね。

⑥:日頃のメンテナンスをしておく

メンテナンス日頃のメンテナンスを怠っていると、必然的に次回の車検時の交換部品が多くなり車検費用がかさんでしまいます。

ですので、次回の車検代を抑えるためにこれからあなたができること、それが日頃のメンテナンスです!

簡単なメンテナンスとしては、

  • ガソリンスタンドに行った時についでにタイヤの空気圧をチェックしてもらう
  • 量販店などが行う無料点検サービスをこまめに受けておく
  • 車検以外の時にも小まめにエンジンオイルを交換
  • 洗車

などがあります。日頃からメンテナンスをしておけば、愛車のちょっとした異変にも気づきやすいので、重大なトラブルとなる前に対処できるかもしれません。

また「日常的にメンテナンスを心がけ車を大事にしてあげよう」という意識が、次回の車検での整備代を抑えることに繋がると思いますよ♪

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本記事では、車検費用を抑えるための方法をまとめてきました。

色々な方法をご紹介してきましたが、今すぐ試せて大きな効果が期待できるのが楽天車検などの「車検比較サイト」を使うことです。

時間がない人でも車検比較サイトを使えば、かんたんに各店舗の車検の目安金額を知ることができるのでおすすめ!

「いつものお店に車検はそのままお願いしちゃう」というのは今の時代、非常にモッタイナイ。

ネットでは数万円安い店が見つかるかもしれないのでぜひ一度試してみてください!

わたしがおすすめの「楽天車検」「EPARK車検」では、時期によってポイントアップなどのお得なキャンペーンを実施していることも多いので、まずはチェックされることをおすすめします。

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